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いた・い [2] 【痛い・甚い】 (形)[文]ク いた・し🔗🔉

いた・い [2] 【痛い・甚い】 (形)[文]ク いた・し (1)切られたり打たれたり,病気をしたりして,肉体的に苦しい。苦痛を感じる。《痛》「けがをした指が―・い」 (2)精神的に辛く苦しい。また,弱点・急所などを指摘されたりして困る。《痛》「借金で頭が―・い」「説教が耳に―・い」「そう言われると耳が―・い」 (3)とりかえしがつかないほどひどい。《痛》「この時期の出費は―・い」「最終回のエラーが―・かった」 (4)心に深く感銘を受けるほど優れている。立派だ。《甚》「―・き所まさりて見所ある住ひなり/源氏(明石)」 →いたく(副) (5)動詞の連用形に付いて,程度がはなはだしい意を表す。《甚》「心ばへなど,はた,埋れ―・きまでよくおはする御有様に/源氏(蓬生)」「甘え―・し」「屈(クン)じ―・し」 [派生] ――が・る(動ラ五[四])――げ(形動)――さ(名)――み(名)

大辞林 ページ 138739 での痛い形単語。