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うら・む [2] 【恨む・怨む】🔗⭐🔉
うら・む [2] 【恨む・怨む】
■一■ (動マ五[四])
(1)人から不利益を受けた,としてその人に対する不満や不快感を心に抱き続ける。「招待されなかったのを―・んでいた」
(2)(「憾む」とも書く)思い通り,あるいは理想通りにならないことを残念に思う。「自らの不勉強を―・む」
(3)不満や嘆きを人に訴える。うらみ言を言う。「松島は笑ふが如く,象潟は―・むがごとし/奥の細道」
(4)復讐(フクシユウ)する。うらみを晴らす。「一太刀―・む」
■二■ (動マ上二)
{■一■}に同じ。「褻(ナ)るる身を―・むるよりは松島のあまの衣にたちやかへまし/源氏(夕霧)」「あはれといふ人もあらば,それをも―・みむ/大鏡(伊尹)」「世ヲ―・ムル/日葡」
〔古くは上二段活用。近世以降四段化したが,まれに上一段に活用した例も見られる。なお,上代には上一段活用であったとする説もある〕
→うらみる
[可能] うらめる
大辞林 ページ 139519 での【恨む】単語。