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うれい-さんじゅう ウレヒ―ヂユウ [4] 【愁三重】🔗🔉

うれい-さんじゅう ウレヒ―ヂユウ [4] 【愁三重】 (1)浄瑠璃で,愁嘆場の終わりに愁いを強調する義太夫の節,および三味線の手。特に親子・肉親の生き別れ,死に別れなどの悲劇をもって終わる場面に多い。 (2)下座音楽の一。主役が愁いに沈んで花道を引っ込むときに用いる。幕外へ立て三味線が出て独奏する。次第にテンポを速めたあと,送り三重となる。「忠臣蔵」四段目,「熊谷陣屋」など。

大辞林 ページ 139548 での愁三重単語。