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おうぎ アフギ [3] 【扇】🔗🔉

おうぎ アフギ [3] 【扇】 〔動詞「あおぐ」の連用形から〕 (1)あおいで涼をとるための道具。竹や木を骨にして一端に軸を通して要(カナメ)とし,それに紙を張り折り畳めるようにしたもの。檜扇(ヒオウギ)とともに平安前期日本で考案された。装身・儀礼用の道具,舞踊の具ともする。せんす。末広。「―をかざす」[季]夏。《老けりな―づかいの小ぜはしき/一茶》 (2)ヒノキなどの薄板をとじて{(1)}の形に作った礼装用の道具。檜扇(ヒオウギ)。 (3)家紋の一。{(1)}を図案化したもの。 (4)「団扇(ウチワ)」に同じ。「とこしへに夏冬行けや裘(カワゴロモ)―放たぬ山に住む人/万葉 1682」 扇(3) [図]

大辞林 ページ 139937 での単語。