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おし-どり ヲシ― [2] 【鴛鴦】🔗🔉

おし-どり ヲシ― [2] 【鴛鴦】 (1)カモ目カモ科の水鳥。繁殖期の雄は橙色のイチョウの葉形の飾り羽をもち,非常に美しい。雌は灰褐色に斑(マダラ)のある地味な鳥。暗い池や小川の木陰などを好み,山地の水辺に近い木の空洞に巣をつくる。シベリア・朝鮮・中国・日本に分布。[季]冬。 (2)仲がよくて,いつも一緒にいる男女のたとえ。「―夫婦」 〔オシドリは繁殖期になると雄は美しい羽毛となりつがいで行動するが,実際にはつがいは毎年新しくつくられる〕 →鴛鴦(エンオウ)の契り (3)近世の女性の髪形の一。(ア)島田髷(マゲ)の変形。雌雄の二形ある。上方で一六,七歳の少女が結う。(イ)江戸末期,江戸で結われたもの。髷の部分が御盥(オタライ)に似る。 鴛鴦(1) [図]

大辞林 ページ 140247 での鴛鴦単語。