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おろし [3] 【下ろし・卸し】🔗⭐🔉
おろし [3] 【下ろし・卸し】
〔動詞「おろす(降・下)」の連用形から〕
(1)おろすこと。多く他の名詞に付いて用いる。「雪―」「積み―」「上げ―」
(2)(多く「卸し」と書く)(ア)(大根・わさびなどを)すりくずすこと。また,すりくずした物。「大根―」(イ)「おろし金(ガネ)」の略。
(3)(「卸し」とも書く)魚の身を背骨に沿ってたてに切り取ること。「アジの三枚―」
(4) [1]
品物を新しく使い始めること。「仕立て―の洋服」
(5)邦楽用語。(ア)能の囃子(ハヤシ)の手組の一。頭組から地へ移るために打つ打楽器の手組。(イ)能の舞事で,笛が地のなかで特殊な譜を吹く部分。(ウ)長唄囃子の一。登場人物が駆け出す場合や,立ち回りの見得のきまりなどに用いる。
(6)神仏に供えてあったのを下げたもの。また,貴人の食物の残りや,使っていた物のおさがり。「大饗の―をば,其殿の侍共なん食(クライ)ける/今昔 26」
大辞林 ページ 140546 での【下ろし】単語。