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かえ・る カヘル [1] 【返る・反る】 (動ラ五[四])🔗🔉

かえ・る カヘル [1] 【返る・反る】 (動ラ五[四]) (1)物が本来の持ち主に戻る。《返》「貸した金が―・る」「財布が落とし主に―・る」 (2)もとの状態に戻る。《返》「童心に―・る」「正気に―・る」「我に―・る」 (3)向きが逆になる。《返・反》(ア)物にぶつかったりして逆の方向に向かって動く。「こだまが―・る」「答えが即座に―・ってくる」(イ)裏と表,上と下などが入れかわる。「葉が裏に―・る」 (4)(動詞の連用形の下に付いて)すっかりその状態になる。全く…する。「しょげ―・る」「あきれ―・る」「静まり―・る」「煮えくり―・る」 (5)年が改まる。《返》「年が―・る」「年―・りて三月十余日になるまで/更級」 (6)色が変わる。変色する。「薄色の,裏いと濃くて上は少し―・りたる/枕草子 36」 (7)何度も同じことをする。盛んに…する。「我が衣手に秋風の吹き―・らば/万葉 2092」 〔「かえす」に対する自動詞〕 [可能] かえれる

大辞林 ページ 140818 での返る動ラ五[四]単語。