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かしこ [1] 【賢・畏】🔗🔉

かしこ [1] 【賢・畏】 (形容詞「かしこし」の語幹) □一□〔おそれ慎む意〕 女性が手紙の末尾に書いて敬意を表す語。あらかしこ。あらあらかしこ。かしく。 〔中古には仮名文の消息で男女共に用いた。近世頃から女性のみが用いる〕 □二□ (1)おそれ多いこと。はばかられること。 →あなかしこ (2)頭がよく知能がすぐれていること。「われ―に思ひたる人/紫式部日記」 (3)技能がすぐれていること。「―の御手やと空を仰ぎてながめ給ふ/源氏(葵)」

大辞林 ページ 141074 での単語。