かみ [2] 【紙】
(1)植物の繊維を水中で密にからみ合わせ,薄く平面状にのばして乾燥したもの。中国,後漢の蔡倫(サイリン)がその製法を発明したといわれる。絵や文字を書いたり,物を包んだり,障子や襖(フスマ)に貼ったりするのに用いる。和紙はミツマタ・コウゾ・ガンピなどの靭皮(ジンピ)繊維を原料とし,手すきで作る。洋紙は木材パルプなどを原料とし,これをくだいて溶かし,サイズ剤・填料(テンリヨウ)・色素などを加え,抄紙機で機械的に仕上げる。最近は合成繊維からも作られるようになった。
→パルプ
(2)じゃんけんの手の一。開いたてのひらで示す。ぱあ。
→紙(1)[表]