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かみ-しも 【上下】🔗🔉

かみ-しも 【上下】 □一□ [1] (1)上(カミ)と下(シモ)。特に,舞台・川・身分など上と下のあるものの両方。「ありとある―,わらはまでゑひしれて/土左」 (2)いろいろの事。諸事。「―の事ども取沙汰すべき由承りて仕うまつり/今鏡(御子たち)」 □二□ [0] (1)上衣と袴が共布でひとそろいの衣服。直垂(ヒタタレ)・素襖(スオウ)など。「浅黄の―着たる翁の/宇治拾遺 12」 (2)(普通「裃」と書く)肩衣(カタギヌ)と袴を組み合わせたもの。肩衣は前代のものより肩幅が広くなり,前に襞(ヒダ)を取り,襟は重ねないで羽織る。江戸時代,武士の公服,庶民の礼服として用いた。上下(ジヨウゲ)が共布の長上下(ナガガミシモ)・半上下(ハンカミシモ)と別布の継ぎ上下がある。 裃□二□(2) [図]

大辞林 ページ 141458 での上下単語。