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か-も (連語)🔗⭐🔉
か-も (連語)
□一□〔係助詞「か」に係助詞「も」が付いたもの。上代語〕
種々の語に付き,係助詞的にはたらく。係り結びを起こし,結びを連体形で止める。詠嘆の気持ちを込めた疑問の意を表す。…かなあ。「置目もや淡海の置目明日よりはみ山隠りて見えず―あらむ/古事記(下)」「あしひきの山鳥の尾のしだり尾の長々し夜をひとり―寝む/万葉 2802」
□二□〔副助詞「か」に係助詞「も」の付いたもの。近世以降の語〕
種々の語に付き,副助詞的にはたらく。
(1)「かも知れない」「かも知れ=ぬ(=ん)」「かも知れません」などの形で用いられる。
→かもしれない(連語)
(2)(「かも知れない」などの言い方の「知れない」などを略した形として)不確かな断定を表す。話し言葉でのくだけた言い方で,「かもね」「かもよ」などの形をとることが多い。「もう学校へ行った―ね」「もしかして,お土産がある―よ」
大辞林 ページ 141491 での【連語】単語。