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かり-ごろも 【狩衣】🔗⭐🔉
かり-ごろも 【狩衣】
■一■ (名)
(1)「かりぎぬ」の歌語。「秋の野の露わけ来たる―/源氏(手習)」
(2)〔「かり」に「仮」の意をかけて〕
旅の衣装。また,旅。「―,知らぬ道すぢを尋ねて/浮世草子・一代男 3」
■二■ (枕詞)
(1)狩衣の裾(スソ)の意で「裾野」に,また狩衣の紐(ヒモ)の意から同音の「日も」にかかる。「―裾野もふかし/新勅撰(冬)」
(2)狩衣を裁つ意から,同音の「立つ」にかかる。「―たち憂き花のかげにきて/玉葉(旅)」
(3)狩衣は乱れやすいので「みだる」「おどろ」にかかる。「―乱れにけりな梓弓/続古今(秋上)」
大辞林 ページ 141573 での【狩衣】単語。