複数辞典一括検索+

かんなび-やま 【神奈備山・神南備山】🔗🔉

かんなび-やま 【神奈備山・神南備山】 〔古くは「かむなびやま」。神の鎮座する山の意〕 (1)奈良県生駒郡斑鳩(イカルガ)町にある山。紅葉・時雨の名所。三室(ミムロ)山。((歌枕))「神奈備の山をすぎ行く秋なれば竜田川にぞぬさはたむくる/古今(秋下)」 (2)奈良県高市郡明日香村の雷(イカズチ)の丘,または甘橿(アマカシ)の丘。飛鳥(アスカ)神社の旧鎮座地。三諸山。神岳。((歌枕))「旅にして妻恋すらしほととぎす―にさ夜ふけて鳴く/万葉 1938」

大辞林 ページ 141850 での神奈備山単語。