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きこ・える [0] 【聞(こ)える】 (動ア下一)[文]ヤ下二 きこ・ゆ🔗🔉

きこ・える [0] 【聞(こ)える】 (動ア下一)[文]ヤ下二 きこ・ゆ 〔動詞「聞く」に自発の助動詞「ゆ」の付いた「聞かゆ」の転〕 (1)音や声が耳で感じられる。「雷鳴が―・える」「耳が―・えなくなる」 (2)広く知れわたる。評判になる。「名声世に―・える」「―・え候ふ名馬を見候はばや/平家 4」 →聞こえた (3)話が,ある人にまで伝わる。「悪いうわさが親にまで―・える」 (4)ある意味に解釈される。理解される。「その言葉は私への皮肉に―・えた」 (5)お手紙を差し上げる。「御前より御消息―・え給へり/源氏(須磨)」 (6)名前あるいは地位などを…とお呼びする。…と申し上げる。「世の人光る君と―・ゆ/源氏(桐壺)」 →聞こゆ

大辞林 ページ 142018 での聞(こ)える動ア下一単語。