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きわ・める キハメル [3] 【極める・窮める・究める】 (動マ下一)[文]マ下二きは・む🔗🔉

きわ・める キハメル [3] 【極める・窮める・究める】 (動マ下一)[文]マ下二きは・む 〔「きわ」の動詞化〕 (1)限界に至らせる。果てまで行きつかせる。《極・窮》「頂上を―・める」 (2)物事のこの上ないところまで達する。良いことにも悪いことにもいう。《極・窮》「栄華を―・める」「経済は混乱を―・めている」 (3)(学問や技芸で)非常に深いところまで達する。《究・窮》「蘊奥(ウンノウ)を―・める」「真理を―・める」「その道を―・めた人」 (4)(「口をきわめて」の形で)それ以上に言いようのないほどに。良いことにも悪いことにもいう。《極》「口を―・めてほめそやす」「口を―・めて非難する」 (5)終わらせる。尽きさせる。「何ばかりの過ちにてか,この渚に命を―・めむ/源氏(明石)」 (6)定める。決定する。《極》「某(ソレガシ)儀,京都在府に―・められ/浄瑠璃・先代萩」 (7)極限に達する。きわまる。「新田殿の御一家の運ここにて悉く―・め給はば/太平記 18」 〔中古には主に漢文訓読に用いられた。「きわまる」に対する他動詞〕

大辞林 ページ 142613 での極める動マ下一単語。