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くず 【国栖・国樔・国巣】🔗🔉

くず 【国栖・国樔・国巣】 (1)記紀で,大和国吉野川上流の山地に住んだとされている部族。また,その村落があった地名。奈良・平安時代,朝廷の節会などに参賀して歌笛を奏したりした。くずびと。くにす。 →国栖の奏(ソウ) (2)能の一。五番目物。大友皇子に追われて吉野の国栖に乱を避けた大海人皇子(オオアマノオウジ)が蔵王権現の化身である老人の助けで追っ手の難を逃れる。

大辞林 ページ 142840 での国栖単語。