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く・む [0] 【汲む・酌む】 (動マ五[四])🔗🔉

く・む [0] 【汲む・酌む】 (動マ五[四]) (1)水などを柄杓(ヒシヤク)・桶(オケ)などですくって取る。また,水道などによって容器にうつし入れる。《汲》「バケツに水を―・む」「ポンプで井戸水を―・む」「山清水―・みに行かめど道の知らなく/万葉 158」 (2)酒・茶などを飲むための器に注ぎいれる。また,それを飲む。「お茶を―・んでまわる」「沛公酔て坏を―・むに堪へず/太平記 28」 〔酒の場合は「酌む」と書く〕 (3)(多く「酌む」と書く)事情・気持ちなどを好意的に解釈する。斟酌(シンシヤク)する。「意のあるところを―・む」「少しは人の気持ちも―・んだらどうだ」 (4)思想・流儀・系統などを受け継ぐ。「カントの流れを―・む学派」 [可能] くめる

大辞林 ページ 142988 での汲む動マ五[四]単語。