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く・れる [0] 【暮れる・昏れる・眩れる・暗れる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 く・る🔗🔉

く・れる [0] 【暮れる・昏れる・眩れる・暗れる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 く・る (1)太陽が沈んであたりが暗くなる。夕方になる。《暮・昏》 ⇔明ける 「日が―・れてあたりが暗くなる」 (2)年・月・日・季節が終わりになる。《暮》「今年もあと三日で―・れる」「残れる菊見給はむ,―・れぬべき秋を惜しみ給はむとて/大堰河行幸和歌序」 (3)(「…に(で)くれる」の形で)一つのことをして,または一定の状態で長い時が過ぎる。あけくれする。《暮》「きょうも一日練習で―・れた」 (4)悲しみ・驚きなどのために理性的な判断ができない状態になる。「涙に―・れる」「悲嘆に―・れる」「途方に―・れる」「思案に―・れる」 (5)(「目がくれる」などの形で)(ア)欲望に負けて,判断力を失う。「金に目が―・れて根も無い事まで言立る/鉄仮面(涙香)」(イ)目の前がまっくらになる。「目も―・れて立竦むでゐたが/多情多恨(紅葉)」(ウ)涙などで目がくもって見えなくなる。「雲の上も涙に―・るる秋の月/源氏(桐壺)」 〔「くらす」に対する自動詞〕

大辞林 ページ 143122 での暮れる動ラ下一単語。