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ご-ごひゃくねん [4] 【五五百年】🔗⭐🔉
ご-ごひゃくねん [4] 【五五百年】
〔仏〕 釈迦入滅後の二千五百年を仏法衰退の状態に従って,五百年ずつに五分して考えたもの。最初の五百年を悟りを開く者の多い解脱堅固(ゲダツケンゴ)とし,以下,禅定(ゼンジヨウ)を保つ者の多い禅定堅固,仏法を熱心に聞く者の多い多聞堅固(タモンケンゴ),寺院を建てる者の多い造寺堅固,自説に固執して論争の激しい闘諍堅固(トウジヨウケンゴ)とする。正法(シヨウボウ)・像法(ゾウホウ)・末法(マツポウ)と組み合わせて,末法思想の教義的根拠の一つとなった。ただし,その組み合わせ方は一定しない。五五百歳。
大辞林 ページ 144162 での【五五百年】単語。