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ごらん・ず 【御覧ず】 (動サ変)🔗🔉

ごらん・ず 【御覧ず】 (動サ変) 「見る」の尊敬語。「見給ふ」より敬意が高い。 (1)御覧になる。「これを帝―・じて,いかが帰り給はむそらもなく思さる/竹取」 (2)結婚なさる。「まだ無下にいはけなき程に侍るめれば,たはぶれにても―・じがたくや/源氏(若紫)」 (3)世話をなさる。「年ごろも―・じて久しくなりぬ/堤中納言(よしなしごと)」 (4)連用形「ごらんじ」が他の動詞の上に付いて,「見…」の形の複合動詞の尊敬語となる。「とのにも御方々の童・下仕へのすぐれたるをと―・じくらべ/源氏(乙女)」

大辞林 ページ 144553 での御覧ず動サ変単語。