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さかい サカヒ (接助)🔗🔉

さかい サカヒ (接助) 〔近世以降の語。近世上方語では「さかいで」「さかいに」の形が多く用いられた。現代では主に関西地方で「さかい」が多く用いられる〕 活用語の連体形に接続する。物事の理由・原因を表す。から。ので。「それはきつう曇つた―で,念入れ研(ト)がしました/歌舞伎・傾城江戸桜」「月夜で風のふかぬ時ひまぢや―に,夜番さしやりますか/浮世草子・一代女 2」「勘六正直者ぢや―,えらう腹立て召さる/浄瑠璃・新版歌祭文」「どうせ知れることや―,蔭で云ふのんは構(カ)めへんけど/細雪(潤一郎)」

大辞林 ページ 144819 での接助単語。