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さが・る [2] 【下がる】 (動ラ五[四])🔗🔉

さが・る [2] 【下がる】 (動ラ五[四]) (1)物の位置が上から下へ連続的に動く。 ⇔あがる 「地盤が―・る」「ズボンが―・る」 (2)物の一端が高い所に固定されて下方に垂れる。ぶらさがる。「暖簾(ノレン)が―・っている」 (3)中心的な所から離れる。(ア)地位の高い人の前から退出する。「陛下の御前を―・る」「お屋敷から―・る」(イ)後ろへ位置が移る。しりぞく。「電車が参ります。白線の内側にお―・り下さい」(ウ)上位の者から下位の者へ物や金が渡される。下付される。「免状が―・る」(エ) 〔御所が北部にあったところから〕 京都市で南の方へ行く。 ⇔あがる 「四条通りを少し―・った所」 (4)他の物に比べて下または後方にある。「右肩が―・っている」「三尺ほど―・って控えている」 (5)程度・価値・金額・温度などが以前よりも低くなる。 ⇔あがる 「質が―・る」「成績が―・る」「卸値は―・ったのに小売値は―・らない」「気温が氷点下に―・る」 (6)時刻が遅くなる。時代がくだる。「時代が―・る」 (7)盛りを過ぎる。衰える。「其後二郎丸が寵―・りてやうやう退けられにければ/著聞 15」 (8)ある時刻・刻限を過ぎる。「七つ―・つて清水へ参れば/狂言・清水」 〔「下げる」に対する自動詞〕 [慣用] 頭が―・溜飲が―

大辞林 ページ 144848 での下がる動ラ五[四]単語。