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さが-りゅう ―リウ 【嵯峨流】🔗🔉

さが-りゅう ―リウ 【嵯峨流】 (1)築庭の一流派。夢窓疎石を祖とするといわれる。 (2)和様書道の流派。角倉(スミノクラ)素庵が創始。角倉流。与市流。 (3)生け花の一流派。嵯峨天皇を開祖と伝え,大覚寺を本拠とする。

さか・る [0] 【盛る】 (動ラ五[四])🔗🔉

さか・る [0] 【盛る】 (動ラ五[四]) (1)勢いが盛んになる。「火が燃え―・る」「花―・りゆく春をうらみむ/後撰(春中)」 (2)にぎわう。栄える。「再び―・る牛店(ウシヤ)の繁昌/安愚楽鍋(魯文)」 (3)動物が発情する。「猫ガ―・ル/日葡」

さか・る 【逆る】 (動ラ四)🔗🔉

さか・る 【逆る】 (動ラ四) 逆らう。「此れ天の道に―・れり/日本書紀(神武訓)」

さか・る 【離る】 (動ラ四)🔗🔉

さか・る 【離る】 (動ラ四) ある地点からはなれる。「遠の国いまだも着かず大和(ヤマト)をも遠く―・りて/万葉 3688」 →あまざかる →とおざかる

さが・る [2] 【下がる】 (動ラ五[四])🔗🔉

さが・る [2] 【下がる】 (動ラ五[四]) (1)物の位置が上から下へ連続的に動く。 ⇔あがる 「地盤が―・る」「ズボンが―・る」 (2)物の一端が高い所に固定されて下方に垂れる。ぶらさがる。「暖簾(ノレン)が―・っている」 (3)中心的な所から離れる。(ア)地位の高い人の前から退出する。「陛下の御前を―・る」「お屋敷から―・る」(イ)後ろへ位置が移る。しりぞく。「電車が参ります。白線の内側にお―・り下さい」(ウ)上位の者から下位の者へ物や金が渡される。下付される。「免状が―・る」(エ) 〔御所が北部にあったところから〕 京都市で南の方へ行く。 ⇔あがる 「四条通りを少し―・った所」 (4)他の物に比べて下または後方にある。「右肩が―・っている」「三尺ほど―・って控えている」 (5)程度・価値・金額・温度などが以前よりも低くなる。 ⇔あがる 「質が―・る」「成績が―・る」「卸値は―・ったのに小売値は―・らない」「気温が氷点下に―・る」 (6)時刻が遅くなる。時代がくだる。「時代が―・る」 (7)盛りを過ぎる。衰える。「其後二郎丸が寵―・りてやうやう退けられにければ/著聞 15」 (8)ある時刻・刻限を過ぎる。「七つ―・つて清水へ参れば/狂言・清水」 〔「下げる」に対する自動詞〕 [慣用] 頭が―・溜飲が―

大辞林 ページ 144848