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さくら [0] 【桜】🔗🔉

さくら [0] 【桜】 (1)バラ科サクラ属の落葉高木または低木。北半球の温帯と暖帯に分布し二〇〜三〇種がある。日本に最も種類が多く,奈良時代から栽植され,園芸品種も多い。春,葉に先立ちまたは同時に開花。花は淡紅色ないし白色の五弁花で,八重咲きのものもある。西洋実桜(ミザクラ)の実はサクランボといい,食用。材は器具・版木・薪炭用。重弁の花を塩漬けにして桜湯として飲み,葉は桜餅に使用。染井吉野が代表的であるが,山桜・江戸彼岸・大島桜・八重桜も各地に植えられている。日本の国花。[季]春。 (2)馬肉の俗称。 (3)「桜色」の略。 (4)露店などで,客の買い気をそそるため,客のふりをして買い物する仲間。 〔「ただで見る」の意から芝居の無料見物人の意となり,そこから生じたという〕 (5)「桜襲(ガサネ)」の略。 (6)家紋の一。桜の花,花と枝葉をかたどったもの。

大辞林 ページ 144888 での単語。