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さし-あい ―アヒ [0] 【差(し)合い・指(し)合い】 (名・形動)🔗🔉

さし-あい ―アヒ [0] 【差(し)合い・指(し)合い】 (名・形動) (1)さしつかえ。さしさわり。 (2)あたりさわり。「へえー,と細君が―のない返事をする/吾輩は猫である(漱石)」 (3)連歌・俳諧で,一巻の中に類似の言葉や事物が規定以上に近づくのを嫌うこと。また,それを禁ずる規定(去り嫌い),規定された事項(嫌い物)をもいう。 →去り嫌い (4)人の前でしてはならないことや,言ってはならないこと。望ましくないこと。また,そのさま。遠慮。「悪口も―あれば喧嘩の種なり/仮名草子・浮世物語」「お堀端でみかけたが―なつれであつたから/洒落本・角鶏卵」 (5)一人の遊女に同時に二人の客が来合わせること。「女郎―,名代廻り部屋/洒落本・遊子方言」 (6)二人で力を合わせて行うこと。「二人で―にかつぐ/野菊之墓(左千夫)」 (7)〔女房詞〕 月のさわり。月経。

大辞林 ページ 144934 での差(し)合い名単語。