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さしゃる (助動)(さしやら(さしやろ・さしやれ)・さしやり(さしやつ・さしやれ)・さしやる(さしやるる)・さしやる(さしやるる)・さしやれ(さしやるれ)・さしやれ)🔗⭐🔉
さしゃる (助動)(さしやら(さしやろ・さしやれ)・さしやり(さしやつ・さしやれ)・さしやる(さしやるる)・さしやる(さしやるる)・さしやれ(さしやるれ)・さしやれ)
〔「させらる」の転。近世上方語。後期には江戸でも用いられたが,江戸では「さっしゃる」の方が普通。→さっしゃる〕
上一段・下一段・上二段・下二段活用の動詞の未然形に(江戸語ではカ行変格活用の連用形にも)接続する。話し手が動作の主体に対して尊敬の意を表す。お…なさる。さっしゃる。「一寸乗つてつい下り〈さしゃり〉ませ/歌舞伎・好色伝授」「今夜はお月様がよくさへ〈さしゃっ〉た/洒落本・郭中奇譚」
〔活用は,初め下二段活用型(さしゃれ・さしゃれ・さしゃる・さしゃるる・さしゃるれ・さしゃれ)であったが,のち,四段活用型(さしゃら・さしゃり・さしゃる・さしゃる・さしゃれ・さしゃれ)にも活用し,両活用混在の型になった〕
→しゃる(助動)
大辞林 ページ 144964 での【助動さしやら(さしやろ】単語。