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さつま-びわ ―ハ [4] 【薩摩琵琶】🔗🔉

さつま-びわ ―ハ [4] 【薩摩琵琶】 室町末期,薩摩に興った琵琶,またそれを伴奏とした語り物音楽。町家で行われた町風と,武家の士風を幕末に池田甚兵衛が融合した正派のほか,明治時代東京で永田錦心の立てた錦心流,その門下より出た水藤錦穣が考案した錦(ニシキ)琵琶がある。楽器は楽(ガク)琵琶より小さく(全長約1メートル),四弦四柱(ジ)で,柱は大きく高い。扇形の大形の撥(バチ)で奏する。錦琵琶は五弦五柱。

大辞林 ページ 145019 での薩摩琵琶単語。