複数辞典一括検索+

さつま-はやと [4] 【薩摩隼人】🔗🔉

さつま-はやと [4] 【薩摩隼人】 〔古代の隼人と精悍・勇猛な点が似ているところから〕 (1)薩摩の武士。 (2)鹿児島県出身の男性をいう。

さつま-ばん [0] 【薩摩版】🔗🔉

さつま-ばん [0] 【薩摩版】 室町時代,薩摩で開板された書籍。また,江戸末期にも若干ある。

さつま-はんとう ―タウ 【薩摩半島】🔗🔉

さつま-はんとう ―タウ 【薩摩半島】 鹿児島県南西部にある半島。鹿児島湾を隔てて大隅半島に対する。低山地と火山灰層の台地が発達。

さつま-びきゃく [4] 【薩摩飛脚】🔗🔉

さつま-びきゃく [4] 【薩摩飛脚】 (1)薩摩国に行く飛脚。 (2)(江戸時代,薩摩藩は他国人の入国を厳戒し,入り込んだ者が多く生還しなかったことから)行ったきりで帰らないことをいう語。「―になる」

さつま-びわ ―ハ [4] 【薩摩琵琶】🔗🔉

さつま-びわ ―ハ [4] 【薩摩琵琶】 室町末期,薩摩に興った琵琶,またそれを伴奏とした語り物音楽。町家で行われた町風と,武家の士風を幕末に池田甚兵衛が融合した正派のほか,明治時代東京で永田錦心の立てた錦心流,その門下より出た水藤錦穣が考案した錦(ニシキ)琵琶がある。楽器は楽(ガク)琵琶より小さく(全長約1メートル),四弦四柱(ジ)で,柱は大きく高い。扇形の大形の撥(バチ)で奏する。錦琵琶は五弦五柱。

さつま-ふじ 【薩摩富士】🔗🔉

さつま-ふじ 【薩摩富士】 開聞岳(カイモンダケ)の別名。

さつま-ぶし [0] 【薩摩節】🔗🔉

さつま-ぶし [0] 【薩摩節】 (1)薩摩国産出の鰹節(カツオブシ)。外形は長大で味は濃厚。 (2)「浄雲(ジヨウウン)節」に同じ。

さつま-やき [0] 【薩摩焼】🔗🔉

さつま-やき [0] 【薩摩焼】 薩摩で産する陶磁器の総称。文禄の役の際,島津義弘が朝鮮から伴った陶工に焼かせたのに始まる。初期は,白釉(ハクユウ)・黒釉を施した朝鮮風のものや,宋胡録写(スンコロクウツシ)を特色としたが,のち錦手(ニシキデ)や金襴手が盛んとなり,現在では一般にこれを薩摩焼と呼んでいる。

大辞林 ページ 145019