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さ-ながら [0] 【宛ら】 (副)🔗⭐🔉
さ-ながら [0] 【宛ら】 (副)
(1)二つの事物・状態が似ているさまにいう。(ア)(下に「…のような」「…のごとく」などを伴って)ちょうど。まるで。「草原は―海のようだった」(イ)(名詞の下に付いて)…そのまま。…そっくり。「本番―に行う」
(2)まったく。ひたすら。「沖の鴎の―白きは/ふところ日記(眉山)」
(3)そのまま。そのままの状態で。「たえて,ことづてもなし。―六月になりぬ/蜻蛉(中)」
(4)そっくり全部。のこらず。「大事を思ひ立たん人は去りがたく心にかからん事の本意をとげずして,―捨つべきなり/徒然 59」
大辞林 ページ 145039 での【宛ら副】単語。