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さののおとがみ-の-おとめ ―ヲトメ 【狭野弟上娘子】🔗🔉

さののおとがみ-の-おとめ ―ヲトメ 【狭野弟上娘子】 奈良中期の女流歌人。中臣宅守(ナカトミノヤカモリ)が禁を犯して娘子を娶(メト)ったため,宅守は越前に流された。その折の贈答歌六三首が万葉集にあり,うち二三首の娘子の作は,悲恋を情熱的に歌い上げている。狭野茅上(サノノチガミノ)娘子と伝える写本もある。生没年未詳。

大辞林 ページ 145047 での狭野弟上娘子単語。