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さ-のつどり 【さ野つ鳥】🔗🔉

さ-のつどり 【さ野つ鳥】 〔「さ」は接頭語〕 ■一■ (名) 野に巣くっている鳥。キジの別名。「我を思へか―来鳴き翔らふ/万葉 3791」 ■二■ (枕詞) 野にすむ代表的な鳥として,「きぎし」にかかる。「―きぎしはとよむ/古事記(上)」

さののおとがみ-の-おとめ ―ヲトメ 【狭野弟上娘子】🔗🔉

さののおとがみ-の-おとめ ―ヲトメ 【狭野弟上娘子】 奈良中期の女流歌人。中臣宅守(ナカトミノヤカモリ)が禁を犯して娘子を娶(メト)ったため,宅守は越前に流された。その折の贈答歌六三首が万葉集にあり,うち二三首の娘子の作は,悲恋を情熱的に歌い上げている。狭野茅上(サノノチガミノ)娘子と伝える写本もある。生没年未詳。

さの-の-ふなはし 【佐野の船橋】🔗🔉

さの-の-ふなはし 【佐野の船橋】 群馬県高崎市佐野を流れる烏川(カラスガワ)にあった橋。((歌枕))「東路(アズマジ)の―かけてのみ思渡(オモイワタ)るを知る人のなさ/後撰(恋二)」

さ-のぼり [2] 【さ上り】🔗🔉

さ-のぼり [2] 【さ上り】 田植えが終わったあと,田の神を送る儀礼。さなぶり。しろみて。 ⇔さおり

さ-のみ [1] 【然のみ】 (副)🔗🔉

さ-のみ [1] 【然のみ】 (副) 〔副詞「さ」に強意の助詞「のみ」の付いた語。現代では下に打ち消しを伴う〕 (1)それほど。たいして。「背は…―高いといふ程でもないが/浮雲(四迷)」 (2)そのように。そう一概に。「よき人は知りたることとて,―知り顔にやは言ふ/徒然 79」

さ-は [1] 【左派】🔗🔉

さ-は [1] 【左派】 革新的な政治団体。また,ある組織内での,急進派。 ⇔右派

サハ Sakha🔗🔉

サハ Sakha ロシア連邦に属する共和国。東シベリアのレナ川流域を占め,ダイヤモンド・金・スズ・天然ガスなどの採掘と林業が盛ん。首都ヤクーツク。旧称,ヤクート。

さ-は 【然は】 (連語)🔗🔉

さ-は 【然は】 (連語) 〔副詞「さ(然)」に助詞「は」の付いたもの〕 そのようには。そうは。さようには。「―申すとも,はや焼きて見給へ/竹取」

大辞林 ページ 145047