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さる (助動)(さら・さり(さつ)・さる・さる・され・され(さい))🔗⭐🔉
さる (助動)(さら・さり(さつ)・さる・さる・され・され(さい))
〔中世末から近世へかけて用いられた語〕
四段・上一段・下一段・上二段・下二段活用の動詞の未然形,カ変動詞の連用形に接続する。
(1)軽い尊敬・親愛の意を表す。…なさる。「あれ見〈さい〉なふ,空行く雲のはやさよ/閑吟集」「肴あぢやうにつん出してくれ〈さい〉/滑稽本・膝栗毛 3」
(2)軽くののしったり卑しめたりする意を表す。…やがる。「天の網が来(キ)〈さつ〉た/狂言記・武悪」「出〈さら〉にや爰(ココ)へ引ずり出す/浄瑠璃・関取千両幟」
大辞林 ページ 145118 での【助動さら】単語。