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去る者は追わず🔗🔉

去る者は追わず 〔春秋公羊伝(隠公二年)「来者勿拒,去者勿追」〕 去ってゆく者は無理に引き止めない。

去る者は日日に疎(ウト)し🔗🔉

去る者は日日に疎(ウト)し 〔文選(古詩十九首)〕 死んだ者のことは月日がたつに従って次第に忘れ,また親しかった者も遠ざかれば,次第に交情が薄れる。

さ・る 【曝る】🔗🔉

さ・る 【曝る】 ■一■ (動ラ四) 長い間,風雨や日光に当たり,色があせたり朽ちたりする。「身を投げ,骨を―・りて/霊異記(下訓注)」 ■二■ (動ラ下二) ⇒される

さる [1] 【去る】 (連体)🔗🔉

さる [1] 【去る】 (連体) 〔動詞「去る」の連体形から〕 時などを表す語に付いて,以前の,過ぎ去った,の意を表す。 ⇔来たる 「新任の大使は―二日に着任した」

さる [1] 【然る】 (連体)🔗🔉

さる [1] 【然る】 (連体) 〔動詞「然(サ)り」の連体形から〕 場所・人を漠然とさし示し,また物事を漠然と表現する時に用いる。 (1)ある。とある。「―方面よりの要請」「―人の御落胤」「―所に」 (2)相当な。しかるべき。「別当入道―人にて/徒然 231」 (3)そのような。そんな。「―さがなきえびす心を見ては,いかがはせむは/伊勢 15」 →さるもの(連語) →さるかた(連語)

さる (助動)(さら・さり(さつ)・さる・さる・され・され(さい))🔗🔉

さる (助動)(さら・さり(さつ)・さる・さる・され・され(さい)) 〔中世末から近世へかけて用いられた語〕 四段・上一段・下一段・上二段・下二段活用の動詞の未然形,カ変動詞の連用形に接続する。 (1)軽い尊敬・親愛の意を表す。…なさる。「あれ見〈さい〉なふ,空行く雲のはやさよ/閑吟集」「肴あぢやうにつん出してくれ〈さい〉/滑稽本・膝栗毛 3」 (2)軽くののしったり卑しめたりする意を表す。…やがる。「天の網が来(キ)〈さつ〉た/狂言記・武悪」「出〈さら〉にや爰(ココ)へ引ずり出す/浄瑠璃・関取千両幟」

ざる [2] 【笊】🔗🔉

ざる [2] 【笊】 (1)割って薄く削った竹を編んで作った,浅くくぼんだ入れ物。台所用品として,野菜や米穀を洗ったり水気を切ったりするのに用いる。金網・プラスチックなどでも作られる。 (2)粗雑で漏れが多いこと。「―法」 (3)「笊碁(ザルゴ)」の略。 (4)「笊蕎麦(ザルソバ)」の略。

大辞林 ページ 145118