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しか (終助)🔗⭐🔉
しか (終助)
〔上代では「しか」であったが,のち「しが」ともいわれるようになった〕
自己の動作に関して望み願う気持ちを表す。「てしか」「にしか」の形で用いられることが多い。…したい。…したいものだ。「まそ鏡見―と思ふ妹(イモ)も逢はぬかも/万葉 2366」「おもふどち春の山辺に打ちむれてそこともいはぬたびねして―/古今(春下)」「伊勢の海に遊ぶあまともなりに―浪かき分けてみるめ潜(カズ)かむ/後撰(恋五)」
〔語源については,過去の助動詞「き」の已然形「しか」からの転,過去の助動詞「き」の連体形「し」に係助詞「か」の付いたものなどの説がある〕
大辞林 ページ 145405 での【終助】単語。