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しかし-ながら [4] 【然し乍ら・併し乍ら】🔗🔉

しかし-ながら [4] 【然し乍ら・併し乍ら】 ■一■ (接続) そうではあるが。だが。しかし。主に文章や演説で用いる。「彼は未熟であるかもしれない。―前途は洋々としている」 ■二■ (副) 〔漢文訓読に用いられた語〕 (1)そっくりそのまま。すべて。ことごとく。「願はくは天の下の―衆生皆解脱を蒙らむ/日本書紀(欽明訓)」「位をつぎ国を治めたまふことは,―天照大神・正八幡宮の御はからひなり/保元(上)」 (2)つまるところ。要するに。結局。「人のために恨みをのこすは,―,我身のためにてこそありけれ/宇治拾遺 11」

大辞林 ページ 145420 での然し乍ら単語。