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しく-かつよう ―クワツヨウ [3] 【シク活用】🔗⭐🔉
しく-かつよう ―クワツヨウ [3] 【シク活用】
文語形容詞の活用形式の一。語尾が「しく・しく・し・しき・しけれ・○」と活用するもの。これに補助活用のカリ活用を加えて,「しく(しから)・しく(しかり)・し・しき(しかる)・しけれ・しかれ」というようにもする。「正し」「恋し」「をかし」などの語がこれに属する。この活用に属する形容詞には情意的意味を持つものが多い。
〔学校文法では,シク活用の語を,右のように,「し」以下を語尾とし,それ以外を語幹とするのが一般である。しかし,ク活用の形容詞では語幹が用いられる場合に,シク活用の形容詞では,「し」を含めた形が用いられる(「あな,をかし」「をかしの御髪や」「をかしさ」「をかしみ」など)。したがって,シク活用では,「し」までを語幹に含めて,語尾が「く・く・△・○・き・けれ・○」(△は無語尾で語幹の形がそのまま用いられる活用形)と活用するものとみることができる〕
大辞林 ページ 145489 での【シク活用】単語。