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じっ-たい [0] 【十体】🔗🔉

じっ-たい [0] 【十体】 一〇種の様式。 (1)〔古くは「じってい」〕 和歌を歌体・様式によって一〇に分類したもの。「歌経標式」をはじめ「文鏡秘府論」や,忠岑(タダミネ)十体・定家十体などがある。有心体を最高のものとする定家の十体は後世まで影響を与えた。 (2)漢詩の一〇種の風体。すなわち,形似体・質気体・情理体・直置体・彫藻体・映帯体・飛動体・婉転体・清切体・青花体。 (3)漢字の一〇種の書体。すなわち,古文・大篆(ダイテン)・籀文(チユウブン)・小篆・八分(ハツプン)・隷書(レイシヨ)・章草・行書・飛白(ヒハク)・草書。

大辞林 ページ 145749 での十体単語。