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しった (連語)🔗🔉

しっ (連語) 〔尊敬の助動詞「しゃる」の連用形に完了の助動詞「た」の付いた「しゃった」の転。近世江戸語〕 四段活用の動詞の未然形に付いて,ごく軽い尊敬の意を表す。…なさった。 〔四段以外の活用の動詞には「さしった」が付く〕 「御先祖さまを大切にして,出入の者に目をかけてやら―たから,身体はよくなる筈/滑稽本・浮世風呂(前)」「なるほどおしゃかさまが法でも説か―たところらしいのう/西洋道中膝栗毛(魯文)」 →さしった

ジッダ Jidda🔗🔉

ジッダ Jidda サウジアラビア中西部,紅海沿岸の港湾都市。メッカ巡礼者の上陸地。ジェッダ。

しっ-たい [0] 【失対】🔗🔉

しっ-たい [0] 【失対】 「失業対策」の略。「―事業」

しっ-たい [0] 【失態・失体】🔗🔉

しっ-たい [0] 【失態・失体】 人の笑いものになるような失敗をすること。体面を失うこと。「―を演ずる」

しっ-たい [0] 【膝退】🔗🔉

しっ-たい [0] 【膝退】 ひざまずいたまま,膝頭をつかって退くこと。 →膝行

じっ-たい [0] 【十体】🔗🔉

じっ-たい [0] 【十体】 一〇種の様式。 (1)〔古くは「じってい」〕 和歌を歌体・様式によって一〇に分類したもの。「歌経標式」をはじめ「文鏡秘府論」や,忠岑(タダミネ)十体・定家十体などがある。有心体を最高のものとする定家の十体は後世まで影響を与えた。 (2)漢詩の一〇種の風体。すなわち,形似体・質気体・情理体・直置体・彫藻体・映帯体・飛動体・婉転体・清切体・青花体。 (3)漢字の一〇種の書体。すなわち,古文・大篆(ダイテン)・籀文(チユウブン)・小篆・八分(ハツプン)・隷書(レイシヨ)・章草・行書・飛白(ヒハク)・草書。

じっ-たい [0] 【実体】🔗🔉

じっ-たい [0] 【実体】 (1)本体。実質。正体。「―のない幽霊会社」 (2)〔哲〕 〔(ラテン) substantia; (ギリシヤ) ousia〕 変化しやすい多様なものの根底にある持続的・自己同一的なもの。アリストテレスでは具体的個物(主語となって述語とならないもの)が,またデカルトではそれ自身で存在し他物を必要としないものが実体とされた。 ⇔属性

大辞林 ページ 145749