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しも [2] 【下】🔗⭐🔉
しも [2] 【下】
空間的・時間的に連続したものの下の方。末の方。低いところ。
⇔上(カミ)
連続したものの末の方。
(1)川の下流。また,下流の地域。地名にもしばしば見られる。「―つ瀬」「―賀茂」
(2)現在の方に近い時代。「上正暦のころほひより,―文治の今に至るまで/千載(序)」
(3)いくつかに分けたものの最後のもの。(ア)月や年の終わりの部分。「―半期」「―の十日」(イ)書物の終わりの部分。和歌の後半の二句。「―の句」
位置の低い所。
(1)下の方。した。「ただこのつづらをりの―に/源氏(若紫)」
(2)人の体の腰よりも下の方。また,転じて,大小便にかかわるもの。「―半身」「―肥」「―の話」「―の世話をする」
中心となる所から離れた地方。
(1)京から離れた地。京から,より遠い所。「―つけの(下毛野)」「―つふさ(下総)」
(2)近畿地方に対し,中国・四国・九州の西国地方。
(3)京都に対し,大坂をさしていう。
(4)京都で御所に遠くなる方。南の方。
地位・身分の低い人。
(1)臣下。人民。「上の奢り費す所をやめ,民を撫で農を勧めば,―に利あらん事,疑ひあるべからず/徒然 142」
(2)官位・身分の低いもの。「それより―の上達部は/源氏(若菜下)」
(3)召し使い。「―などとりつぎまゐる程/枕草子 104」
(4)宮中などで女官の詰めている所。「一昨日より腹を病みて,いとわりなければ,―に侍りつるを/源氏(空蝉)」
(5)末座。下座。「―に控える」
(6)舞台の下手(シモテ)。
連続したものの末の方。
(1)川の下流。また,下流の地域。地名にもしばしば見られる。「―つ瀬」「―賀茂」
(2)現在の方に近い時代。「上正暦のころほひより,―文治の今に至るまで/千載(序)」
(3)いくつかに分けたものの最後のもの。(ア)月や年の終わりの部分。「―半期」「―の十日」(イ)書物の終わりの部分。和歌の後半の二句。「―の句」
位置の低い所。
(1)下の方。した。「ただこのつづらをりの―に/源氏(若紫)」
(2)人の体の腰よりも下の方。また,転じて,大小便にかかわるもの。「―半身」「―肥」「―の話」「―の世話をする」
中心となる所から離れた地方。
(1)京から離れた地。京から,より遠い所。「―つけの(下毛野)」「―つふさ(下総)」
(2)近畿地方に対し,中国・四国・九州の西国地方。
(3)京都に対し,大坂をさしていう。
(4)京都で御所に遠くなる方。南の方。
地位・身分の低い人。
(1)臣下。人民。「上の奢り費す所をやめ,民を撫で農を勧めば,―に利あらん事,疑ひあるべからず/徒然 142」
(2)官位・身分の低いもの。「それより―の上達部は/源氏(若菜下)」
(3)召し使い。「―などとりつぎまゐる程/枕草子 104」
(4)宮中などで女官の詰めている所。「一昨日より腹を病みて,いとわりなければ,―に侍りつるを/源氏(空蝉)」
(5)末座。下座。「―に控える」
(6)舞台の下手(シモテ)。
大辞林 ページ 145958 での【下】単語。