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しゅみ-せん 【須弥山】🔗🔉

しゅみ-せん 【須弥山】 〔梵 Sumeru の音訳。漢訳は妙高山・妙光山〕 仏教の宇宙観において,世界の中央にそびえるという山。風輪・水輪・金輪と重なった上にあり,高さは八万由旬(ユジユン)(一由旬は四〇里)で,金・銀・瑠璃(ルリ)・玻璃(ハリ)の四宝からなり,頂上の宮殿には帝釈天が,中腹には四天王が住む。日月はその中腹の高さを回っている。須弥山の周囲には同心円状に七重の山があり,その外側の東西南北に勝身・贍部(センブ)・牛貨(ゴケ)・倶盧(クル)の四州があり,さらにその外を鉄囲山(テツチセン)が囲っている。贍部州(閻浮提(エンブダイ)ともいう)が人々の住む世界に当たるとされる。スメール。蘇迷盧(ソメイロ)。すみせん。

大辞林 ページ 146346 での須弥山単語。