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しゅ・む (動マ四)🔗🔉

しゅ・む (動マ四) 〔「染(シ)む」の転〕 (1)刺激で痛みを感ずる。「(ソノ薬ハ)―・むか,―・むであろがの/浄瑠璃・伊賀越道中双六」 (2)気が沈む。陰気になる。「いやもう―・んだ話で気がめいつた/浄瑠璃・生写朝顔話」 (3)みすぼらしくなる。「おまいがたがそないに―・んだなりして/滑稽本・膝栗毛 8」 (4)盛んになる。興に乗る。「みさき踊りが―・んだる程に,親仁(オヤジ)出て見や/浄瑠璃・忠臣蔵」 (5)所帯じみる。「大分(ダイブ)世帯に―・んでるらしい目立つ鹿の子の油垢(アブラアカ)/斑鳩物語(虚子)」

大辞林 ページ 146348 での動マ四単語。