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しょう-もの セウ― [0] 【抄物】🔗⭐🔉
しょう-もの セウ― [0] 【抄物】
主として室町時代に作られた漢籍・仏典・漢文体国書の注釈書の総称(一部は江戸時代に入っても作られた)。多く,原典の書名に「抄」を付して「論語抄」「史記抄」のように呼ばれる。講述のための手控え,講述の聞き書き,それらを類纂(ルイサン)したものなどがある。漢文で書かれた漢文抄と漢字片仮名交じり文で書かれた仮名抄とがあり,後者は文語体と口語体とがある。口語体仮名抄は室町時代の口語を反映する。
大辞林 ページ 146666 での【抄物】単語。