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しるし-の-すぎ 【標の杉】🔗🔉

しるし-の-すぎ 【標の杉】 (1)〔「我が庵(イオ)は三輪の山もと恋しくはとぶらひ来ませ杉立てる門/古今(雑下)」による〕 三輪の山のふもとにあって目じるしとなる杉。杉の標。「三輪山の―も枯れはててなき世に我ぞ来て尋ねつる/元真集」 (2)伏見稲荷にある杉。枝を折って持ち帰り,長く枯れなければ幸運を授かるとする風習があった。 (3)酒屋の軒に看板がわりに掛けてある杉の葉。酒林(サカバヤシ)。「初午や―を神垣にまがへて折れるさかきげんかな/徳和歌後万載集」

大辞林 ページ 146851 での標の杉単語。