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しろく-べんれい-たい [0] 【四六駢儷体】🔗🔉

しろく-べんれい-たい [0] 【四六駢儷体】 〔「駢儷」は馬を二頭立てで走らせる意で,対句構成の文を形容したもの〕 漢文の文体。四字と六字から成る対句を多用する華麗な文体。誇大で華美な文辞を用い,典故のある語句を繁用し,平仄(ヒヨウソク)を合わせて音調を整えるのが特徴で,朗誦に適する。漢・魏(ギ)の時代に起こり,南北朝時代に盛んに行われ,中唐の韓愈(カンユ)・柳宗元が古文の復興を提唱してから衰えた。日本では奈良・平安時代の漢文によく用いられた。四六駢儷文。四六文。駢儷体。駢儷文。駢体文。駢文。

大辞林 ページ 146869 での四六駢儷体単語。