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し-ろく [0] 【四六】🔗⭐🔉
し-ろく [0] 【四六】
(1)四と六。
(2)四と六との積,二四。
(3)「四六駢儷体(ベンレイタイ)」の略。
(4)「四六店(ミセ)」の略。「なぜ―といふね,はて,昼間が四百夜が六百で―さ/洒落本・にやんの事だ」
しろく-じ-ちゅう [0] 【四六時中】 (副)🔗⭐🔉
しろく-じ-ちゅう [0] 【四六時中】 (副)
〔一日二四時間を,昔の「二六時中」にならって今風に言い直したもの〕
一日中。いつも。
しろく-の-がま [0][5] 【四六の蝦蟇】🔗⭐🔉
しろく-の-がま [0][5] 【四六の蝦蟇】
蝦蟇の油売りの口上に出てくるガマ。筑波山にすみ,前足の指が四本,後ろ足の指が六本あるという。
→蝦蟇の油
しろく-ばん [0] 【四六判】🔗⭐🔉
しろく-ばん [0] 【四六判】
(1)紙の原紙寸法の一。縦1091ミリメートル(三尺六寸),横788ミリメートル(二尺六寸)のもの。B 判よりやや大きい。四六全判。
(2)書籍の判型の一。四六全判の長辺を八分の一,短辺を四分の一にした大きさで,縦188ミリメートル(六寸二分)・横127ミリメートル(四寸二分)のもの。B 六判に近い。
しろく-ぶん [3][0] 【四六文】🔗⭐🔉
しろく-ぶん [3][0] 【四六文】
「四六駢儷体(ベンレイタイ)」に同じ。
しろく-べんれい-たい [0] 【四六駢儷体】🔗⭐🔉
しろく-べんれい-たい [0] 【四六駢儷体】
〔「駢儷」は馬を二頭立てで走らせる意で,対句構成の文を形容したもの〕
漢文の文体。四字と六字から成る対句を多用する華麗な文体。誇大で華美な文辞を用い,典故のある語句を繁用し,平仄(ヒヨウソク)を合わせて音調を整えるのが特徴で,朗誦に適する。漢・魏(ギ)の時代に起こり,南北朝時代に盛んに行われ,中唐の韓愈(カンユ)・柳宗元が古文の復興を提唱してから衰えた。日本では奈良・平安時代の漢文によく用いられた。四六駢儷文。四六文。駢儷体。駢儷文。駢体文。駢文。
しろく-みせ [3] 【四六店・四六見世】🔗⭐🔉
しろく-みせ [3] 【四六店・四六見世】
〔夜は四百文,昼は六百文で遊ばせたので〕
江戸時代,天明(1781-1789)頃から,江戸の吉原や諸所の岡場所にあった下等な娼家。四六。
し-ろく [1] 【四緑】🔗⭐🔉
し-ろく [1] 【四緑】
陰陽道(オンヨウドウ)の九星の一。五行では木に属し,本位は巽(ソン)(東南)とする。
大辞林 ページ 146869。