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す・く [1][2] 【好く】 (動カ五[四])🔗🔉

す・く [1][2] 【好く】 (動カ五[四]) (1)ある人に好感をもつ。「誰からも―・かれる人」「私はああいうタイプの人は―・かない」 (2)特定の異性に愛情をいだく。「―・いて―・かれた仲」 (3)ある物・事を気に入る。このむ。「犬より猫を―・く」「にぎやかなのを―・く」 (4)風流の道に心を寄せる。情趣を解する。「すぐれて心―・き給へる人にて/平家 1」 (5)色好みである。多情である。「昔の若人は,さる―・ける物思ひをなむしける/伊勢 40」 (6)ある対象に深く執着する。熱中する。「大なる屋の―・きたるうちに/著聞 3」「なんぢら,いやしきものの身として,連歌に―・く事きどくな事ぢや/狂言・連歌十徳」 〔現代語では格助詞「を」をとり,「…を好く」の形が用いられるが,室町時代までは「…に好く」の形が一般的であった〕

大辞林 ページ 147255 での好く動カ五[四]単語。