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すご・す [2] 【過(ご)す】 (動サ五[四])🔗🔉

すご・す [2] 【過(ご)す】 (動サ五[四]) 〔「すぐす」の転〕 (1)時間がたつのにまかせる。月日・時をおくる。くらす。「遊んで―・す」「楽しいひとときを―・す」「一冬―・す」 (2)限度をこす。特に,酒をたくさん飲む。また,単に酒を飲む。「つい酒を―・す」「和尚さんもあまり行けぬ口に一杯―・された/風流懺法(虚子)」 (3)(動詞の連用形に付いて)(ア)そのままにしておく。ほうっておく。「見―・す」「やり―・す」(イ)度をこす。限度をこす。「寝―・す」「飲み―・す」 (4)生活の面倒をみる。養っていく。「私が母親を―・さにやならんのだ/義血侠血(鏡花)」 (5)物事をすませる。終わらせる。「産屋(ウブヤ)のこともあるを,これ―・すべしと思ひて/蜻蛉(中)」 (6)盛りをすぎさせる。また,人が年をとる。「久我の少将通宣,いたく―・したる程にて/増鏡(秋のみ山)」 〔上代は「すぐす」。中古以降は「すごす」も併用され,近世からは「すごす」が一般的となった〕 [可能] すごせる

大辞林 ページ 147283 での過(ご)す動サ五[四]単語。