複数辞典一括検索+

せきのと 【関の扉】🔗🔉

せきのと 【関の扉】 歌舞伎舞踊の一。常磐津(トキワズ)。本名題「積恋雪関扉(ツモルコイユキノセキノト)」。宝田寿来作詩。1784年初演。六歌仙の伝説に謡曲「墨染桜」の筋を合わせて脚色したもの。逢坂山の関で良岑宗貞(ヨシミネノムネサダ)と小野小町の恋物語の後,関守関兵衛(実は大伴黒主)が墨染桜を切ろうとして,桜の精にその素性を見破られるという筋。顔見世舞踊の代表作で,常磐津の三名曲の一。

大辞林 ページ 147712 での関の扉単語。