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せきの 【関野】🔗🔉

せきの 【関野】 姓氏の一。

せきの-ただす 【関野貞】🔗🔉

せきの-ただす 【関野貞】 (1867-1935) 建築史家。新潟県生まれ。東大教授。日本・朝鮮・中国の古建築・遺跡を調査・研究。法隆寺非再建論を提唱。主著「平城京及び大内裏考」「楽浪郡時代の遺蹟」

せきのごほんまつ 【関の五本松】🔗🔉

せきのごほんまつ 【関の五本松】 島根県美保関(ミホノセキ)町の民謡で,花柳界の酒席の騒ぎ唄。香川県多度津町の溜池造りの地固め唄「りきや節」が伝えられたもの。漁師の目印であった五本松のうち一本が,通行のじゃまになるとして切られるのを惜しんで現在の歌詞が付けられたという。

せきのこまん 【関の小万】🔗🔉

せきのこまん 【関の小万】 (1)東海道,関の宿(シユク)に伝わる伝説的な女性。馬方との情事がはやり唄に唄われ,歌舞伎・浄瑠璃などに脚色された。 →丹波与作(タンバノヨサク) (2)長唄「四季花笠踊」の通称。若衆歌舞伎の時代から振りとともに伝わった曲という。

せき-の-しみず ―シミヅ 【関の清水】🔗🔉

せき-の-しみず ―シミヅ 【関の清水】 滋賀県大津市逢坂の関跡付近にあった清水。((歌枕))「逢坂の―にかげ見えて今やひくらむ望月の駒/拾遺(秋)」

せきのと 【関の扉】🔗🔉

せきのと 【関の扉】 歌舞伎舞踊の一。常磐津(トキワズ)。本名題「積恋雪関扉(ツモルコイユキノセキノト)」。宝田寿来作詩。1784年初演。六歌仙の伝説に謡曲「墨染桜」の筋を合わせて脚色したもの。逢坂山の関で良岑宗貞(ヨシミネノムネサダ)と小野小町の恋物語の後,関守関兵衛(実は大伴黒主)が墨染桜を切ろうとして,桜の精にその素性を見破られるという筋。顔見世舞踊の代表作で,常磐津の三名曲の一。

せき-の-ふじかわ ―フヂカハ 【関の藤川】🔗🔉

せき-の-ふじかわ ―フヂカハ 【関の藤川】 岐阜県関ヶ原町の藤子川の古名。もと不破(フワ)関の近くを流れていたのでいう。((歌枕))「みのの国―たえずして君につかへん万代(ヨロズヨ)までに/古今(神遊びの歌)」

せき-の-へいない 【関兵内】🔗🔉

せき-の-へいない 【関兵内】 (1725-1766) 武蔵(ムサシ)国児玉郡関村の名主。伝馬(テンマ)騒動の指導者といわれる。 →伝馬騒動

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