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せみ [0] 【蝉】🔗🔉

せみ [0] 【蝉】 (1)半翅(ハンシ)目セミ科の昆虫の総称。体長数センチメートルで体が太く,はねは透明なものが多い。口は針のように細長く,樹木に差し込んで養分を吸う。雄の腹部に発音器があって高い声で鳴く。幼虫は地中で樹木の根から吸汁して数年から十数年を過ごす。日本産はアブラゼミ・ミンミンゼミ,秋にヒグラシ・ツクツクボウシなど三二種が分布する。せび。[季]夏。《しづかさや岩にしみ入る―の声/芭蕉》 (2)雅楽の横笛の名所(ナドコロ)。吹き口と頭端との間の背面を三分ほど切り開き,蝉形の木でおおったもの。 (3)高い所に物を引き上げる際に用いる小さな滑車。 (4)和船の帆柱などに取り付けて,帆や荷物の上げ下ろしをする滑車。 蝉(3) [図]

大辞林 ページ 147821 での単語。